やっぱりオレは損切りできない男だった
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このところだいぶヤラレた。
ゲイで掘られたとかそういうんじゃなくて、投資の話だ。もっともオレが主戦場としてるのは日経225ミニで最近の値動きから言えば投資と呼ぶにはそぐわない部分がある。
平等ながら厳しい日経225の世界
225はゼロサムゲームだ。やるかやられるか、勝つ者の数とその勝ち分の量だけ、敗者の数と負け分の量が発生する。
株を買って上昇してみんなでハッピーってのとは訳が違う。上昇しても負ける奴がいるし、その逆もまた然り。
さて、年始からの株安がなかなかひどい状況だ。
おかげさまで買い目線だったオレは資金を市場にだいぶ持って行かれた。
ただ、ヤラレた原因は株安ではない。オレが扱っているのは日経225ミニなので、買いだけでなく売りも同じようにできる。売っていれば相当取れたはずだ。
早速タラレバ定食だ。
マズイったらありゃしない。
経緯はこうだ。そしてそれはあまりにもありがちなパターンだった
敗因は明確で、損切りができなかった。これに尽きるだろう。これができていれば、損失は1/3にはできただろうし、心理的なダメージも軽傷で済んだはずだ。
この時点で既に投資あるあるだ。
損切りポイントはある程度決めていた。結果的にはそれは間違えていなかった。しかしながら、そこまでわかっていながら逆指値の注文を入れるまでには至らなかった。
そうなると、今度は近々起きる反転を信じてナンピンで損失を軽くしようとする。反転しないので損失の加速度が増す。
損失の許容範囲を超えてくる。もう手仕舞おう。しかし、自律反発するのを経験上へたに知ってるため、少し戻ってから手仕舞おうと、限界でさらにやせ我慢する。また自律反発したとしても、そこから反転上昇するんじゃないかという淡い期待で結局のところ手仕舞えない。
ズルズル下がり、たいして自律反発してこない。もうやせ我慢もできない。自律反発と更なる売り加速に備え、ダブル指値でやっと注文を入れて待つ。というよりもう注文を入れてチャートをさっさと閉じたい。どうなろうがどうにでもなれ状態。結局のところやれやれ売りで指値まで届かず、逆指値側の注文で約定。損失が確定する。
さて、ここからはもうあまり損はしたくないし、資金的にも損は増やせない。チキンな心理状況だ。損切りポイントで逆指値の注文を入れることは入れるが、自然と損切りポイントは浅く設定してしまう。
この状況においてはボラタリティはかなり高く、すぐにダマシ、ロスカット狩りを食らってしまう。
トレンドフォローで行きたいが、もうすでにでかいトレンドは終わってるし往復ビンタは勘弁だ。
そんな中、ようやくポジがドテンすると、反転上昇、往復ビンタで損切り。
オレは今損をしている。てことはその逆をやれば儲かっていたということだ。しかし、そんな自分の意に反した方向に金張れるか⁉︎
ためしにやってみる。オレの見立てが当たりだす。すぐ損切る。
もう自分不信に陥る(⇦イマココ)
何を信じればいいのかわかりません。
こんな感じで迷走してます。
「休むも相場」という感じで今はかなりポジを小さくしてますが、そんなんなので、値幅取れたーとかなってもかなり焼け石に水な状態です。
またこれからコツコツやっていくしかなさそうです。
問題は先にも書いたが明確で、やっぱりいくらダマシやロスカット狩りに遭おうが、損切り設定して手仕舞い注文を入れてなかったことに尽きそうです。
プライベートは塩漬けに溢れている
また、プライベートにおいても、オレはかなりの塩漬け野郎なようで、身の回りの人間関係的なものにはかなりの含み損を抱え耐え忍びながら生活している所存でございます。まあ、このあたりはおいおい書いて行こうと思いますので、お楽しみに。
- 作者: ローレンス E.リフソン,リチャード A.ガイスト,林康史
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
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