寝台特急サンライズ瀬戸に高松から乗って、サンライズ出雲との合体を見てきた！

最後の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」が好きな乗り鉄の皆様こんばんは。
JR高松駅前

初の四国は高松の出張

さて、久々になかなかミドルな３泊モノの出張が決まったと同時に人生初の四国入り。四国童貞を卒業したのであと島的には沖縄を残すだけとなりました。

今回、四国は高松。香川県である。
香川県と言うと響き的に四国でも一番縁遠い感じがするんだけど、地理的には陸路で一番乗り込みやすい位置にあるんだと改めて思う。
そして、「うどん」
映画でやってた製麺所にどんぶり持参で食うやつを一度はやってみたい。

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まぁとりあえずそれはいい。

東京から高松に行く方法は車以外では主に３つ

• 航空機での空路（高松空港からリムジンバス）

• 新幹線から乗り継いでの電車で瀬戸大橋を渡る

• 高速夜行バス

時間的には空路が若干早いものの羽田空港、高松空港までのアクセスを考えると、高松駅に行くには新幹線乗り継ぎも大して変わらない模様。バスはまぁ安いが３列シートだとちょっとコスパが物足りないのもあって今回は敬遠。

新幹線とマリンライナー

今回、行きは午後に乗り込む予定だったので、こうなると瀬戸大橋を渡ってみたくなるってもんだ。
とうことで、素直に新幹線と岡山からのマリンライナーで高松入り。
朝早く新幹線でメシにはちと早かったので、岡山駅で駅弁を買ってマリンライナーの車内で食らう。
東京以外の駅で駅弁を買ってみたかったのもある。

駅弁「たこめし」

「いいとこ鶏弁当」と迷ったが、鶏はよく食ってるのでここは「たこめし」にしておく。
next.jorudan.co.jp

駅弁はやっぱり炊き込みのご飯モノがしっくりくる。

瀬戸大橋からの瀬戸内海

千葉育ちのオレからすると、波のない海は湖に見えて仕方がない。しかし内海なのに綺麗なのはさすが！

そして帰りの復路はというと、あの唯一残された寝台特急「サンライズ瀬戸」の始発駅はなんと高松ではないですかー。
前回、台風の影響により120分以上の遅延で大阪〜静岡間の一駅区間で断念したサンライズ瀬戸にリベンジで今回はフル区間乗ってみようと思ったわけだ。
gjcc.hatenablog.com
サンライズ出雲についてはまた別途考えるとして、この機会にサンライズ瀬戸のフル乗車をやっつけてしまおうという魂胆。
そうは言っても、もう単純にサンライズに乗りたいってだけの動機がほとんどだった約2年ぶり2回目のサンライズ乗車。

約１ヶ月前に座席だけとりあえず確保（ノビノビ座席）

行きの往路も検討したんだけど、実際のところ空席照会ではすでに満席になってた。そして帰りの復路は空席が残ってたのでとりあえず指定席を確保。
当然ノビノビ座席。

サンライズ瀬戸に高松駅から乗り込むぞ〜

高松での最終日の仕事は１５時前に終わり、同行してた上司は空路だったので高松駅でオレはドロン。まずは一旦街中に消える。

乗り込む前にシャワー・・・いや風呂か！

さてどうすんべ・・・。
なんて言いつつ気になっていた怪しいネオンに包まれるプチラスベガスみたいな謎の半島の城東町を探検してみる。

半島の一体だけ異様な明るさを放っていて、完全に怪しい城東町。

そしてもうこうなったらせっかくなんで泡風呂に入浴してみる。
あぁ、話がそれる上に長くなるのでこれは別途展開するとして、とにかく時間調整と欲求を満たすのと風呂に入るのとを一石三鳥で済ます。

その後駅前に行くも、サンライズ瀬戸の発車時刻２１：２６まではまだ時間を持て余すので、ロッテリアで時間調整と最後のタバコを吸い溜めしておく。
案外サンライズ瀬戸の発車を意識しているのかわからんが、高松駅の駅ビルにあるロッテリアは２１：３０閉店とかスタバなんかも２２：００までやっている。
今回は選べたのでノビノビは上段を確保

二段ベットは上段派です。

サンライズにいざ乗車！

発車の１０分前くらいに改札を抜けてサンライズに乗り込む

乗り換えなしで東京まで行けるってすげえわやっぱ。

高松駅を発車

今回のノビノビ座席は、席の確保時点ではまだ余裕があったので上段を選んだんだけど、始発の高松では乗客はまだ少なくてガラガラ。

ただ車掌は誰かとの会話で満席と言っていたので、徐々に埋まってくるはずだ。
21:26に高松を発車すると車窓は夜なので特に眺める景色もさほどない。あえて言うなら瀬戸大橋を渡る手前ぐらいが工業地帯の夜景が少し見られる程度。
車内をウロウロするのも一応前回済んでるしと、落ち着いてGoogle マップで現在地を追ったり、サンライズの時刻表を眺めていた。

特段何も調べずに時刻表を見ていて気づいたんだけど・・・、

■サンライズ瀬戸　岡山着 22:23
■サンライズ出雲　岡山着 22:30
→岡山発 22:34

ってことで瀬戸の方が早くついて出雲を待つことになる。
と言うことは自然に考えて東京行きの場合、瀬戸が受け側、出雲が突っ込む側となるはず。
そして、連結する前に瀬戸のドアが開放されれば、連結を見学できるんじゃないかと・・。

サンライズ瀬戸に乗れば岡山でサンライズ出雲との合体の瞬間に立ち会える

岡山駅到着

予想どおりサンライズ瀬戸は、岡山到着後すぐにドア開放。車内アナウンスで、「お買い物の方は乗り遅れないようお願いします」とか言ってたので十分時間はあるはずだ。また他にも降りる乗客がいたので、オレも降りてみた。
すると案の定連結部分に人だかりができていた。まぁこれは想定内といえば想定内。

岡山駅では最後の一服ができる（ホームに灰皿あり）

正直もっと驚いたのが、サンライズの連結部分付近のホーム上に、なんの違和感もなくど真ん中にでかい灰皿が鎮座していたことだった。
関東地区ではホーム内いや駅改札構内ですら灰皿が希少になってしまった中で、駅のホームしかも階段降りてすぐのど真ん中に設置されているのを見てカルチャーショックを受けた。そこそこ大きいターミナル駅だってのにびっくりだ！
サンライズの車内には個室で喫煙部屋はあるらしいが、新幹線みたいな喫煙室が無い。
東京駅、いや新宿駅の改札を出るまでは禁煙を決め込むことになると思っていたので、これは嬉しい。すかさずメビウスライトに火をつける。

サンライズ瀬戸の止まるホームにある灰皿この中で吸いなさいよと言う囲いの白線も無い

停車時間が１０分くらいはあるので駅の売店でもあれば買い物でもしたかったんだが、連結を見たかったんでそのままタバコを吸いながら、入線して突っ込んでくる予定のサンライズ出雲を待つ。

口を開けて出雲との合体を待つサンライズ瀬戸

ギャラリーもそこそこいる

そうこうしているとサンライズ出雲が接近

無事連結合体成功！！

合体（連結）の瞬間動画

生き別れていたサンライズ瀬戸と出雲が再会して合体する瞬間動画！ pic.twitter.com/Lxkl7bRyJP

— Goki (@RG_gjcc) 2019年9月26日

いやー合体っていいですよね。合体がったいってうるさいようですけど、何でも合体したらだいたい強くなりますから。合体に悪い事は無い。

その数分後発車となる。
この岡山到着時点で5分弱遅延していたので、余裕を持って戻りましたが、合体後もう一服ぐらいタバコ行けますね。

この岡山合体を見終わると、もう車窓は夜な上に雨だったので通過駅の景色ぐらいしか見れない。神戸のあたりで若干賑やかな夜景を少し観れるようになったが、正直日中はいろいろあり疲れたので何もやる気がなくなり眠りにつく。大阪に着く前に寝てしまった。

今回の布団の配置

着替えを入れたトートバックを枕に、布団は重ねて床の硬さで痛くならなくなる戦法。
サンライズのノビノビ座席には、枕カバーっぽいランチョンマットみたいな布と、簡単な布団が標準装備で設置されているんだけど、中途半端なのでこれの使い方に若干戸惑う。
使い方も人それぞれ。大きく分けると「掛け布団派」と「敷布団派」に分かれると思うが、オレは敷布団派。
床暖房になっているようで暖かいから寒さはないが、とにかく床が硬いので布団を敷きたい。仰向けの正位置で寝ようとすると、完全に尾てい骨が痛い。
後付けで良いので、ヨガマットみたいな床に改装してほしい。清潔感もあるし良いと思うんだけど、まぁこれは床暖房とトレードオフなのかな・・・。

小田原あたりで目が覚め、二度寝・・・そして東京着

途中駅の停車には全く気付かず、乗り込んでくる乗客にも気付かず朝目が覚めたのが小田原付近だった。起きると他の席も確かに満席になっていた。
夜は明けていたものの車窓は薄暗く天気は曇ってた、そこから二度寝で品川くらいまで寝てた。

その後今回は遅れることもなく定刻７：０８東京着。都合10時間弱の乗車も寝ちゃうとあっという間ですね。
今回はそのままいつもの電車に乗って自宅に帰宅。

まとめと最後に

サンライズ出雲に乗って岡山に来ると、ドア解放前に連結なので、合体をホームで見る事は出来ませんので、連結合体の見学を目的にするならサンライズ瀬戸ですね。
また、岡山でホームに降りればタバコ吸えます。これはサンライズ出雲でも可能ですね。
次回は車両内のシャワーをまだ使ったことがないので使ってみたい。まだ乗るんかいって話ですが、夜行バスよりは全然いいので機会があれば乗りたい。

コスパについて

サンライズ瀬戸のノビノビ座席なら新幹線とマリンライナー使うより安いのが嬉しいところ。

東京ー高松の運賃比較

東京ー岡山［のぞみ-指定］15,600円（回数券）
＋岡山ー高松［マリンライナー-普通］（精算）1,510円＝17,110円【正規運賃：18,170円】

東京ー高松サンライズ-ノビノビ15,070円
____________________________________
−2,270円 差額【正規比較：−3,100円】

とまぁ、飯代ぐらいは軽く捻出できます。

しかし、高松にどうやって行く？って話になった時に「サンライズ瀬戸で行こうか？」って案が微塵も出てくる気配がないので、やっぱりオレは変態なんだと思います。
そして次回、高松行きが決まっているんだけど、今度は帰りに豪快に道草食って天空の城『竹田城』に行ってみたいと目論んでる。季節的にも雲海見るにはいい感じっぽいので、オレの天気の子の陽菜ばりの晴れ男っぷりを試してみたいと思います。まぁあんまイキると消えちゃうかもしれないのでw、ゆるーく考えてます。
www.city.asago.hyogo.jp

前回のサンライズ乗車

gjcc.hatenablog.com

Special thanks！

検索強いっっす！
今回も情報を参考にさせていただきました。Special thanks！
iamreck.g2.xrea.com

鉄道捜査官（３）　殺意のサンライズ特急瀬戸 「鉄道捜査官」シリーズ